床ずれ

【床ずれ 褥瘡(じょくそう)】

今回は床ずれについてです!医療的には褥瘡(じょくそう)といいます。

○床ずれとは?

局 所の血管が圧迫されて血液循環が妨げられ、圧迫された部位の組織がいんでしまうものです。長い時間寝たきりの患者、栄養不良、老人(皮膚組織が弱っている 方)、重症熱傷、神経麻痺(まひ)のある方などに生じやすいです。最初に現れるのは局所の皮膚の発赤で、これは指で押すと退色し、灼熱(しゃくねつ)性の 痛みを伴うが、ときには無痛のこともある。

○床ずれの起きやすい部位は?

身体の圧迫を受けることが多く、出っ張った骨の部分です。

解説すると、、、

仙骨・・・皆さんにいう、尾てい骨周辺。お尻の真ん中。

腸骨 ・・・下腹位の位置の横にある、クリクリです。

大腿骨 大転子・・・お尻の側面にある出っ張った骨、丸いもの。

踵骨 …かかと


○予防方法

予防法の第一は、同じ部分に長時間圧迫がかからないようにたびたび体位を変換したり(2時間以上同一体位にしない)、円座、パッド、羽根枕(まくら)などを使用して圧迫感を和らげることである。ついで、皮膚を清潔に保ち、乾燥させ保護すると同時に、念入りにマッサージをして血行を促すようにする。